クリーンの森合志(ごみ焼却施設)の基本情報
- 所在地
- 〒861-1112 熊本県合志市幾久富460番地
- 電話番号
- 096-223-5790
- FAX番号
- 096-223-5791
施設概要
- [最終処分場]
- 埋立面積
- 約10,540㎡
- 埋立容量
- 約130,000m³
- 埋立期間
- 20年間
- 埋立対象物
- 焼却灰・焼却飛灰・破砕不燃物
- 処分場形式
- クローズド型
- 埋立構造
- 準好気性埋立構造
- [浸出水処理施設]
- 処理能力
- 25m³/日
- 処理方式
- 流入調整設備→凝集沈殿処理設備→生物処理設備→凝集膜設備→高度処理設備→脱塩処理設備→濃縮水処理設備→消毒・処理水貯留設備/汚泥処理設備
- 放流
- 無放流(最終処分場に散水)
処分場の特徴
クローズド型最終処分場
- 埋立地は屋根で覆い、閉じた空間で埋め立てるクローズドシステムを採用しています。
- 廃棄物の粉じんの飛散・騒音の漏洩を防止することで周辺環境の負荷を低減します。
- 雨水の浸入を防ぎ、散水量を管理することで最適な環境下で安定化が促進されます。
多重遮水構造
- 最終処分場の内側は遮水構造になっており、埋立物や浸出水が外部に出ないようになっています。廃棄物処理法で定める二重遮水シートに加えて、コンクリート定番を組み合わせた安全性の高い遮水構造を採用しています。
漏水検知システム
- 本システムは電気的に高い抵抗を有する遮水シートの特性を利用したものであり、遮水シートを挟んだ固定電極と面電極不織布間の交流インピーダンスを測定するシステムです。
- 万が一、遮水シートに損傷が発生した場合、破損部周辺の交流インピーダンスが低下し、交流インピーダンス測定結果をコンター図(等高線分布図)化することで、遮水シート損傷の有無の判定、損傷位置を特定します。
浸出水処理設備の紹介
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浸出水ピット・地下水ピット設備 最終処分場に散水することで、浸出水が発生します。浸出水中の砂を沈砂槽で除去し浸出水ピットより流入調整設備に圧送する設備です。地下水は、雨水調整池に排水されます。
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流入調整設備 浸出水ピットから移送された浸出水の水量及び水質の変動を緩和し、後続プロセスへの定量的な供給を行います。
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凝集沈殿処理設備 浸出水に含まれるカルシウムを除去して、処理設備全体にカルシウムスケール障害が生じさせないようにします。
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生物処理設備 浸出水中の主にBOD、COD、T-Nの除去を目的としています。水質変動等に対応できる硝化液循環法(接触ばっ気)を採用しています。
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凝集膜設備 浸出水中の主にSS、COD、ダイオキシン類の除去を目的としています。また膜処理により脱塩処理の安定運転ができます。
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高度処理設備 浸出水中のCOD、色度等を活性炭により除去します。また、水銀や一般重金属類をキレート吸着処理により除去します。
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脱塩処理設備 浸出水中に含まれる塩化物イオンを電気透析法によって脱塩水と濃縮水に分離します。脱塩水は最終処分場の散水に利用します。
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濃縮水処理設備 濃縮水処理は、蒸発分離にて副生塩と凝縮水に分離します。副生塩は粒状に圧縮成型が可能です。
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汚泥処理設備 浸出水の処理過程から排出される汚泥を遠心脱水機により脱水し、汚泥ホッパに一時貯留します。
工場見学
工場棟見学の案内
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菊池環境工場クリーンの森合志(最終処分場)では、ごみ焼却施設から発生する焼却灰やリサイクルできない不燃残渣等を安全に処理していることを理解していただくための学習の一環として見学を行っております。
クローズド型最終処分場を一度見てみませんか。
見学可能日時:月~金曜日 午前9:30~11:30、午後1:30~4:30
ただし、祝日及び年末年始を除く
見学の受付は随時行っておりますが、施設の日程調整や安全面の都合上、事前の予約が必要となります。詳しくは、最終処分場(共和化工・セイブクリーン共同企業体096-223-5790)へお電話ください。
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受付 -
見学者ホール -
見学者通路1 -
見学者通路2
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【お願い】
新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、来場時に氏名、住所等の記帳、マスクの着用及びソーシャルディスタンスの確保をお願いいたします。
行政視察の案内
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行政視察をご希望の場合は、菊池環境保全組合施設課へお問い合わせください。
Tel:096-342-5395 FAX:096-342-5396